上下水道料金等のあり方について 答申

日南町上下水道料金等審議会から、上下水道料金等のあり方について、町長に答申がありました。

人口減少や節水化の進展に伴う水道料金の減収が見込まれる一方、水道施設の老朽化や耐震化に伴う更新費用の増大、近年の物価高騰の影響も大きく令和8年度以降は資金不足によって赤字が見込まれる状況にある。

老朽化に伴う施設更新費用を確保し、将来にわたり安定した水道事業の運営を継続するため料金改定やむなしと判断した。

(1)料金改定率
現行料金の1.15倍の改定で検討されたい。

(2)一般会計繰入金
水道料金を改定しても不足する資金は町で負担するよう要望します。

(3)料金改定実施時期
令和8年4月請求分から料金改定実施が妥当であると判断した。

(4)料金算定期間
令和8年度から5年間とし、中間年にあたる令和10年度に審議会を開催し検証する。

住民生活への影響も考慮し、下水道料金は据え置きとして、令和10年度に審議会を開催し料金改定について審議する。

上下水道料金は内税方式から外税方式へ。

適正な施設設備管理と経費縮減及び料金未納対策を図り、将来を見据えた事業を行うこと。

(1)住民生活に配慮し料金改定を最小限にすること。
(2)水道未普及地域の井戸水等安定確保推進事業の補助の事業継続と拡充希望する。
(3)料金改定実施にあたっては、十分に周知を図ること。
(4)健全な財政運営を維持し住民に安心安全で適切なサービスを提供するよう努められたい。