「新宿せいが子ども園」と連携協定締結

2025年1月15日、日南町は、「社会福祉法人省我会新宿せいが子ども園と鳥取県日野郡日南町との中山間地域の持続的発展に向けた包括的連携協定」を締結しました。

「新宿せいが子ども園」は、先生が子どもたちに介入しすぎない「見守る保育＠」という独自の保育メソッドにより、子どもの主体性を育む保育を行っており、2020年には東京都の小池知事が同園を視察するなど、全国から注目されています。

「ふるさとを愛し、豊かな人間性と生き抜く力を育み、持続可能な未来を創造する優れた人材を育成する」の教育方針を掲げる日南町では、新宿せいが子ども園の教育理念に共感。

2019年から町内こども園の保育教諭等を研修派遣し、保育方法の習得を図るなど交流を図ってきましたが、連携をさらに進めていくため、今回の締結に至りました。

今後は、日南町の教育の充実を目指すとともに、町民と新宿せいが子ども園保護者との交流などによって相互の活性化を図っていきます。
例えば、都市部の子育て世代が地方の保育園などに短期間通う「保育園留学」の取組が全国的に加速する中、日南町においても、今回の協定を契機に同園の子どもやその保護者を受け入れ、交流を図ることにより関係人口の創出につなげたいと考えています。