最優秀賞:とも&そね(島根大学)

更新日:2021年05月24日

講評

旧木下家の「たたら」製鉄を支える「炭」と、地域に無い「美」をテーマにした経済の波及効果、雇用事業に特化した新しいサービスを目指す画期的な活用提案です。
地場産業を活性化し、交流人口の拡大及び経済波及効果を生み出し、雇用の増大に資するものとなっています。地域の人材活用が見込め、大きな産業となります。周辺の山林に存在する多種多様な地場産材木材、竹材を存分に活用することができ、かつて存在した炭焼き風景の復活により話題性、革新性が見えてきます。イメージスケッチでは、提案者の感受性が大いに表現され、柔らかく優しい、透明感のあるタッチで表現されています。炭の持つ消臭効果、清潔感が古民家空間全体に広がり、爽やかな趣を醸しだした提案者の思いと発想力が強く伝わり、高く評価されました。