教職員の働き方改革・業務改善について

更新日:2024年10月16日

学校における働き方改革について

少子高齢化や人口減少、情報化、価値観の多様化等、社会の急激な変化が進む中、学校を取り巻く環境も大きく変化してきました。
一方、学校現場は社会の要請や期待に応えるよう努めてきた結果、学校の業務は肥大化し、教職員の長時間労働などの弊害をもたらしていました。
このような状況を改善し、教職員の心身の健康を保持するとともに、教職員一人一人が生き生きと教育活動に携われるようにすることを目指し、本町では、町立学校における働き方改革・業務改善を推進しています。
保護者の皆様、町民の皆様には、取り組みへのご理解とご協力をお願いいたします。

日南小・中学校の「働き方改革」に関する取り組みについて

1 学校のDX化

・H29年度より学校業務支援システムを県内市町村(組合)立小・中・義務教育学校で導入し、諸帳簿作成、成績処理等の業務負担軽減を図っています。
・R5年度より保護者連絡のための専用アプリを導入し、保護者からの欠席連絡や学校からの文書配布がオンラインでできるようにしています。
・児童・生徒、教職員にタブレット端末を配布するとともに、電子黒板やデジタル教科書等を整備するなど、学校のICT環境を整備し、指導の充実と教員の業務負担軽減を図っています。

2 学校を支える人員配置

・スクールソーシャルワーカー、特別支援教育支援員、学校司書、教員業務支援員、学校支援員を各学校に配置し、児童・生徒への支援や学校の教育活動の充実とともに、教員の負担軽減を図っています。
・全ての部活動に1~3名の部活動指導員を配置し、顧問の負担を軽減しています。
・学校からの依頼により、CSコーディネーターがCSサポーターの調整等を行ったり、中学校の職場体験学習の受け入れ先の調整を行ったりしています。

3 教員の業務削減

・各種調査等、教育委員会で対応できるものは、学校への対応を求めないようにしています。
・ワックスがけや窓の清掃等、また、コロナ禍においては消毒作業を業者委託し、教員の業務にならないようにしています。
・    給食費について公会計化し、教育課において徴収業務を行っているほか、教材費、PTA会費等の学校徴収金については、R6年度より会計システムを導入し、口座引き落としを可能にすることにより、教員が集金業務を担うことをなくしました。
・コミュニティ・スクールを導入し、地域のみなさんの協力が得られやすい体制づくりを進めています。

4 休業日等の設定

・中学校の部活動については、H31年3月「日南町立日南中学校に係る部活動の方針」を策定し、活動時間の制限や週2日(平日1日、土日1日)の休みの確保を行っています。
・お盆、年末年始に学校閉庁日を設け、教職員が一斉に休暇を取得できるようにしています。
・必要な授業時間数を確保しつつ、授業時間があまり多くなりすぎないように、長期休業日の設定を行ったり、年度始め等の繁忙期に下校時刻を早めたりして必要な会議や事務作業等の時間を確保できるようにしています。

5 その他

・学校の管理職に対して、教職員の勤務状況を把握し、業務の見直しを図る等の対応を適切に図るよう指導しています。
 

日南町立小・中学校教員の時間外勤務実態について

H30年度からR5年度における町立学校教職員の時間外勤務の状況をまとめています。

 

この記事に関するお問い合わせ先

教育課

〒689-5292
鳥取県日野郡日南町霞800番地
電話 0859-82-1118/ファックス 0859-82-0116

お問い合わせフォームはこちら