学校運営協議会会議録(令和5年開催分)
令和5年2月27日(月曜日)開催(第8回)
出席9名 欠席8名
議題 「具体的にどのような行動をおこすか」3つのグループに分かれ熟議

【会長より】
コロナ禍のなか、いろいろな場面で子供たちの訓練が足りないと感じている。社会に子供を送り出すために何をしたらよいのかたくさんのことはあるが、具体的にどういう方向で行くのか・・・1番に子供たちの家庭内、社会でのコミュニケーション能力を高めていくことが大切。
自分の考えていることを親に、先生に、友達に伝えることができるようになること。 コミュニケーションがうまくいかないと勉強もスポーツなどすべてがうまくいかない。
この課題を解決するためにまずは「あいさつ」運動を実施したい。子どもばかりではなく大人も率先してあいさつする、またあいさつを受ける側に立った時あいさつを受けやすい雰囲気を作り出しているか。あいさつの次にどんな言葉をつづけるかといった点がコミュニケーションの大切なところである。
今回は(コミュニケーションをうまくとっていける子どもを育てるには)具体的にどのような行動をすればよいのかといったところで話し合っていただきたい。
各グループの熟議内容

【会長まとめ】
今回はとてもいい話し合いになった と思う。
話の中で協力団体という言葉が出てきたが、
「協力団体」ではなく「実施団体」という意識をもって活動できるように、 CS (学校運営協議会)が主導していくことが大切。
【次回開催について】
令和5年3月20日(月曜日) 午後7時~ 日南町役場2F第2会議室
令和5年3月20日(月曜日)開催(第9回)
出席14名 欠席2名
【議 題】
1.学校評価について
【学校評価】園・小・中の保護者アンケートに基づいて、教職員で検討のうえ令和4年度目標に対しての達成度を数値化し、今年度の反省点と来年度以降に向けての改善策をまとめたもの。
園、小、中よりそれぞれ8分程度学校評価について説明を受けたのち、協議に入る。
- 副会長: 学校評価のもととなったアンケートについてもっと具体的な資料がほしい。
- 中学校: 細かいところを協議するのではなく、コミュニティ・スクールにおいてはスタートしたばかりなので、まず来年度に向けての改善策に対しての意見をいただきたい。
- 委 員: 現状の把握もできていないのに、来年度の改善策を検討するのはおかしい
- 副会長: ただアンケートなど元になっている資料が欲しいだけ
- 委 員: 前もって資料をいただいていたら、学校評価も理解しやすいと思うのだが、今年に限ってはこの資料で私たちがフォローできることを議論すればよいのでは?もし細かい分析がしたいのなら、1月か2月に資料の検証をするなどの会議をスケジュールとして組むなどの準備をしてからやるべき。
- 委 員: 来年度の改善策に対しての議論でよいと思うのだが、達成状況に対しては資料がほしい。来年度からそうしてほしい。
- 副会長: 早めにアンケートを実施することはできないか
- 中学校: 2学期の終わりだが、学校のカレンダーの都合もあるので、冬休みの間に家庭のアンケートをしていただいて、1,2月中に教職員が検討しているが毎年同じようにできるわけではない。
- 会 長: 1年目なので今年はまずこの方法でやってみて、来年のことはまた来年詳しくやってみるということにしたい。
- 中学校: 昨年度との比較はできないが、今後は比較することができる。
- 委 員: コミュニティ・スクールで話し合ってある程度の形ができているので、学校のほうである程度取り入れてほしい
- 委 員: 家庭学習についてはしっかり家庭と教職員が連携をとってほしい
- 委 員: ふるさとを愛する心について、日南町は遊ぶ場所が少ない。月一回程度、こども園の園庭を開放してはどうか、手が足りないときはCSサポーターに見守りを頼んだりしてはどうか。
- こども園: けがなどの心配もあり難しい。保護者が必ず一緒にいるという条件を付けるなどの対応が必要。また職員の休みの問題などもある。
- 委 員:山上は体育館開放の意見がでて保護者が必ずついてくることを条件に開放した。
- 委 員: 遊ぶところがないとどんどん都会に出ていく、なにかそのあたりを運営協議会で話し合いができないか
- 小学校: 12月に町長や議員を招いて6年生の国語の授業で「にちなんの未来」についてプレゼンテーションをした。そのなかで雪を使った遊び場の提案があり、12月下旬に文化センターの中庭にそり遊びできる場所が作られた。5年生のオオサンショウウオの授業でもプレゼンテーションを行ったが、学校での発表のほか、多里地域振興センターでの「はんざけよもやま話」などでもプレゼンテーションを行った。そのたびに内容も増えグレードアップしてきた。学び続ける力にもつながってくるが、授業では45分間教職員が一方的に話すのではなく、子どもが自主的に自分がこの時間になにを学ぶのかの目当てを持つようにしている。
- 委 員: 町が未来のためにやっている事業(芝生化など)をどれだけ町民が知っているか、町全体に広く知られていれば、町民からいろいろと意見が出てくるのではないか
- 中学校: 今から子供を育てていく世代のために何ができるか何にお金を使うかを議論すべき
2.学校経営方針(案)について
「日南町園小中一貫教育ビジョン」が提示され、全員の承認を得た
【あいさつ運動について会長から説明】
※これまでの熟議の結果などを踏まえて、令和5年度「あいさつ運動」を実行に移す旨、説明。
令和5年5月30日(火曜日)開催(第10回)
出席 9名 欠席7名
【会長挨拶】
大人が一方的に子供に挨拶を強制してできなければ「このごろの子は・・・」というのではなく、大人から声掛けをし、目と目を合わせて会話すること・・・挨拶の次にどんな言葉・声をかけるか、また声をかけやすい雰囲気を作る「あいさつ+(プラス)1」が大切。
【事務局から】
〇学校運営協議会の役割について再確認
〇参観について・・・学校の生の姿を見てほしい。校長と同じ目線で見て課題をみつけてほしい。
〇CSベストの紹介・・・他学協は地域の人が積極的に動いている。子どもにボランティアの顔を覚えてもらうためにも着用して活動してもらう。
議題
1. 今年度のスケジュールについて
1. 運営協議会開催日に合わせて園・小・中の自由参観を行う件について
- 委員:参観については自由参観と言われても学校の都合もあると思うので日を決めて(この回の日は小、この回の日は中)というようにほしい。
- 委員:自由といってもなかなか一人では学校に入りにくいので、何人かで まとまって参観するほうが良い。
- 委員:慣れるまでは何時にどこどこに集まっていくようにすればよい。
- こども園長:こども園はお昼寝の時間もあるので、午前にみていただくほうがよい。本園・山の上分園・石見分園の3園どの園を見ていただいてもよい。
※参観については園・小・中と事務局で日にち・時間を調整。
2. 委員向け研修について
講師 伯耆町:小澤先生(元小学校長・CSディレクター)
・ 委員:委員だけではなく、CSサポーターにも案内したほうが良い。
3. 10月または11月にイベントをおこなうことについて
- 委員:10月、11月は文化祭、伯備線100年イベントなど地域の行事と重なるので時期的にむずかしい。
- 会長 : 講師として考えている方は言葉を大事にする方なので子ども向けの講演会を考えている。
- 中学校長:子どもにむけた講演ならば平日がよい。調整が必要。
⓸ 8月の寄島小・中学校への視察研修について
- 委員:6月開催の学校運営協議会には日程を決めておいてほしい
5. 委員の任期について
- 委員:1月に改選となっているが、3月までの任期にしたらどうか
- 委員:4月はじまりで3月終了のほうがよい
2. あいさつ運動の進め方について
- 会長:オープニングや期間ははっきり決めておきたい
- 委員:年配の方にあいさつ運動の話をしたら、「なんで今更」という話になった。
- 委員:学校にいくと少し前はあいさつが少なかったが、最近は元気に挨拶ができる子が増えてきた気がする。これも学校の指導が行き届いているおかげだと思う。できていることをやってもあまり意味がないのでは?
- 委員 : 学校と子どもの関係だけではなく、地域―子どもー家庭をつなぐものとしての「あいさつ運動」と理解しているが・・・。
- 会長 : 役場の職員組合や商工会議所、JAなどいろんな団体企業にも声掛けをしていく必要があると思っている。そのためにも「あいさつ運動」のキャッチフレーズなども考えるのが有効。
- 事務局:のぼり旗100本分として予算をとってある。啓発のために使うことができる。
- 会長 : まずはキャッチフレーズを決めることと、あいさつ運動の具体的な進め方については次回の宿題とする。※全員承諾のうえ持ち帰り
3.その他
1.運営協議会開催の日程調整について
- 委員 : 今回開催するにあたって、全員の都合伺いがなかったようだが出席者も少ないようなので、なるべく全員の都合を聞いてほしい。
- 事務局 : 今回はこちらの都合で会長・副会長の都合のみで日程を決めさせていただいた。次回からは今まで通り皆さんの希望を聞き、調整のうえ日程調整する。
- 中学校長 : これまでの開催日を見れば、だいたい都合の合う曜日などがわかるはず。調べてみてほしい。
令和5年6月20日(火曜日)開催 第11回開催
地域の大人が声をかけることで、しっかりと見守られているという安心をあたえ、自信をつけるきっかけを作っていく。→学習意欲の向上や運動・課外活動を頑張る原動力につなげ、また地域活動に対する関心を高める。町の未来、一人一人の未来につながる
- あいさつ運動+1そしてどうする
- なかま・地域・未来とつなげる運動
- まずはあいさつから始めよう
- Let’s start with greeting
- 主体的で対話のある学びの創造
- かけがえのないひとときを
- かけがえのない人間生き抜く力
- 身につけよう生き抜く力
- やがて生き抜く力へ
- つながろうふれあいを大切に
- 町のみんなが知り合いに
- こどもの望みを聞きかなえてやれる町づくり
- 「子どもに対する挨拶・声かけ」を主題にするものの、地域社会すべての住民のあ いさつ・声かけ・会話を奨励する
- 最初の声かけことば「おはよう・こんにちは・こんばんは」の次にどのような言葉を発するか
- 子供を中心とした地域社会のコミュニケーションの促進
- 案1. 日南町の各種団体に本運動の趣旨を理解と賛同を求め、それぞれの周知を求める
- 案2. 月に一度の「あいさつコミュニケーションの日」を制定し、家庭内でのコミュニケーション促進を奨励する。あらゆる地域社会の場でのコミュニケーション活性化を促進する。→例えばノー残業デー(水曜日)親子で会話を増やす→家族で会話を増やす→未来へつなげる一人一人
- 案3. 参加呼びかけ予定団体→みなさんに当事者意識を持っていただく
- 9月30日以降文化センターの芝生化完了後直後に芝生広場で開催
- 11月21日(世界ハローデイ)にあわせて行う
更新日:2023年10月17日