学校運営協議会会議録(令和6年開催分)

更新日:2024年11月28日

令和6年度第2回 令和6年11月13日(水曜日)開催

出席:14名 欠席:1名
・会長あいさつ
・研修: 令和6年度こども園・小学校・中学校の経営方針について

園小中グランドデザイン(PDFファイル:2.8MB) 園小中経営方針(PDFファイル:5.2MB)

【グランドデザインについて】
こども園・小学校・中学校で将来のどんな姿を目指し,どんな力をつけていこうとしているのかをコミュニティスクールの皆さんに理解していただき,ともに進めていくためのもの。日南町の教育目標は「生き抜く力」をつけること。そのために子ども園・小学校・中学校で共通して取り組んでいく大きな柱が3本ある。
1つ目は,学び続ける力。自分から進んで主体性を持って,大人になっても学び続ける力ということ。
2つ目は,関わり合う力。友達と関わり合いながら生活していく。仲間同士からさらに地域の人に繋げる。
3つ目がふるさとを愛する心。この中には自分自身を愛するということも入っている。
それらに向けて,園小中でそれぞれ具体的にステップアップしながら取り組んでいく。
【こども園】
新宿せいがこども園というモデル園を元に「見守る保育」という保育に取り組んでいる。
今までの保育は,子どもを養護し教えていくというようなイメージだった。それを,子ども自らが選んで学んで力を発揮していく保育に変えていく。
3,4,5歳児は年齢別クラスではなく,全て同じクラスで生活し,自分のレベルに合わせた活動を選んでできる。1クラスに1担任ではなく,多くの先生に触れ合うことで子どもたちがいろいろな感覚を身につけていくという思いでチーム保育も行っている。
今年は特に運動遊びということで,スポーツクラブの方にお世話になって体を動かしたり,地域に歩いて出かけたりといった活動を取り入れている。
【小学校】
学習意欲を高めるために,自己効力(自分もなかなかできるじゃないかという感覚)を高める研究を続けている。非認知能力(意欲や自信,自制心,協調性,共感といった心の部分の能力が該当)を高めれば自己効力が高まって学力も上がる。全国学テなどの点を見ても少しずつ上がってきていて,今年度は平均点に近いぐらいになった。
ICTにも力を入れ,電子黒板やiPadを活用し,オンライン授業なども積極的にやっている。
園小中を通してクラス替えがなく,10年以上同じメンバーの集団で人間関係が固定しがち。そのデメリットを解決するために,いろいろな先生やいろいろな子どもと関わらせたい。そのために,異学年集団での活動を積極的に取り入れたり,教科担任制を一部取り入れたりしている。
異学年集団での活動として,委員会やクラブがある。他にも,子どもたちが立ち上げたPSPという組織で5,6年生全員が活動を計画し,実行している。例えば,ハロウィン集会とか全校かくれんぼ,全校しっぽとりとか,そういう楽しい行事を企画したりもして,学年を超えて活動をしている。
教科担任制としては,得意な教科を活かしながら,担任以外の学年も教えている。
地域を調べるだけではなく,地域の良さを発信している。地域に出かけて話を聞く中で,この町に生まれてよかった,この町にはこんな宝物があるというところを学んでいる。

【中学校】
中学校では,さらに学び合い,関わり合うことによってもう1つ上の難しいことも身につけていく。部活動とか合唱とか演劇とか,目標に向けてお互いにアドバイスし合ったり学び合ったりして,自ら進んで行動していく力をつける。
学び続ける力に関して,授業中の学び合いを推進している。お互いに学び合ったり,ペアで活動したりしながら取り組んでいる。
関わり合う力については,さらに地域の人との対話につなげる。例えば,いくつかのグループの中に地域の大人に入ってもらって,将来のことや仕事のことなどについて対話している。
ふるさとを愛する心では,自分と地域の未来をさらに考えていく。自分の未来を考えることは大事。その中で自分の住んでいる町のことも考えていく。
ベースとして大事にしているのが非認知能力。自己効力感,やる気,コミュニケーション能力。友達と関わり合ったり,話し合う中で譲ったり,落とし所を見つけたり,そういう力をつけていく。難しい問題にも逃げずに困難に立ち向かう力も,こども園や小学校でつけた能力をベースに大事にして取り組んでいる。

 

・協議: グランドデザインに照らした現在の子どもの姿
委員:
小学校で,わからない子どもに対してどういうふうにしているのか。何年か前に1年生で「わからない。」と言っていた子たちが,ある時から学校に残って勉強して帰ってくるようになり,放課後子ども教室にちょっと遅れてくるようになった。そのうちわかるようになって残って勉強することがなくなり,時間通りに来るようになったということがあった。現在は,わからない子たちに対してどういうふうにしているのか。
子どもたちの宿題の取り組み状況を見てみると様々。帰ると必ずしてから遊ぶ子,5時になってから取り組む子,お家の方に怒られて泣きながらする子とか,いろいろ。でも,自分でやろうとする力,自分で考えてする力というのはそこでできていると思う。それはすごいと思う。

小学校長:
わからないということが言えなくて,わからないままになって,置いてきぼりになっている実態があった。そこで,「教室は間違うところだ」ということを徹底し,この考えでグループ活動をやっている。例えば,できた子ができてない子を教える先生になっていったり,グループで教えあったりする。今は,一方的に教師が喋ってみんなが聞くというスタイルではない。主体的な学び,対話的な学びを進めている。まず,気軽に教え合うような雰囲気を作るというところを今やっている途中。

委員:
私たちに教えてほしいと言われても,だんだん難しくなってわからないし,伝え方も違ったりやり方が違っていたりする。答えはわかるけど,うまく説明できないということもある。すると,上の子たちが教えてくれる。すぐ答えを教える子もいるけど,とても上手に伝えている子もいる。それも学校での成果だと思っている。

委員:
日南町は小学校も中学校も1校なので,他校と比較のしようがなかった。小学校も中学校もこういう教育を受けるものだと思っていたが,それはあまり良くないと思っている。自分が高校に上がった時に,「すごい,なんか世の中にはこんないろんな人たちがいるんだ」ということに圧倒されてしまった。やっぱり,小中学校ぐらいの時から外の世界に目を向けるということがあると,視野を広く持てて向上心も出てくると思う。
中学校で神楽をしていたのは,「日南学」なのかなと思って見た。ある程度できていてすごいなとは思うが,神楽としてすごいなとは思えないのがちょっともったいない。神楽という珍しいことをしっかり教えてもらって,地元に根付いているものをやっていることを誇りに思って取り組めたらいい。自分たちで「もっとこうやったらかっこいいんじゃないか」とか,「神楽として綺麗に見えるんじゃないか」というのを思ってやってくれたら,将来的に日南町で神楽をやりたいとか,日南町で別の何かをしたいとかいう気持ちができるのではないかと思った。
自分が中学校に行っていた時はやってなかったので,そういう珍しいことをしているというのはすごくいいことだと思う。自分の時にもあればよかったと思う。

会長:
地域にはそれぞれ伝統文化があり,それをどう保存していくかということは大きな課題。日南小学校ができた時に,そういうものをどうやって受け継いでいくかという話もした。例えば,石見西小でたたら,石見東小では神楽,福栄小では頭打ちをしていた。それぞれの学校で取り組んでいたものがあったが,それらを全部日南小学校が背負うのは無理だった。統合した最初の時に神楽はしていたが,やっぱり続けるのは無理だった。
だから,学校でも大事にしないといけないけれども,地域としてしっかりと地域の子どもたちに受け継いでいかなくてはいけない。どこかに押し付けるという意味ではなく,学校という教育課程の範囲の中で,できることとできないことがあり,やっぱり地域でやるべきことがある。
中学校の文化祭で1年生が神楽をするという,こんな形で繋げていくというのはある意味いいことだなと思うが,他の伝統文化はどうだろうかという思いもある。その辺りをこの会だけでなく,地域も「どう残していくか」ということを考えなければならない。伝統文化継承についての学校の限界を,学校からだけが発信するのではなく,この会からの発信が必要だと思う。

中学校長:
年々,レベルが上がってきた。教員が言ったわけではないのに,モンゴルの学生との交流で,生徒会有志の神楽をやろうということになったのは1つの成果。
でも,教員が教えているわけでなく,地域の方に平日の昼間に来てもらっているからこそできること。指導者の都合がつかないというリスクがある。終わらせないために,地域に発信しないといけない。
中学校の文化祭について,ちゃんねる日南とかチラシとかで見ていただくように呼びかけたが,参観者は少なかった。今回は大雨警報も重なったので,地域の方に出てきてもらうのは難しかった。バスの運行が適当な時間に無いので,見に行く気になっても会場に行くことができないということもわかった。行ける環境作りをしない限り,人が集まるのは難しい。
別の機会に公演するという方法があるが,それはもはや学校としての範疇ではなくなる。伝統文化を残すという意味で,そこを支えるのは確かにコミュニティーの仕事の1つではある。
持続的に活動できるのは,やっぱり地域の力。これから部活動を地域に移行していくわけだが,放課後の子どもたちの活動の場をいくつか地域で作っていくことは非常に大事。あり方検討会での話し合いで,やりたい子はいくつかの活動に参加できるような活動にしてはという案が出ている。中学生になっても,バレーとか神楽とかダンスとかができる場を残したり作ったりする。そういうことも,この学校運営協議会でいっしょに取り組むところかと思う。

会長:
今,部活も地域移行で,どんどん変わってきている。ダンスが盛んになったり,バレーボールが盛んになってきたりというような実態がある中で,決してスポーツだけでなく,芸能のことも含め,何ができるかを話し合う場が必要だと思う。学校運営協議会だけでは,「多分こうだよな」で終わるところをクラブの検討委員会みたいなものといっしょに,部活動や放課後の過ごし方について話し合うことで,現実性を持たせることができる。
昔,日南町内の8つの小学校が1つの日南中学校に上がる時に,大人は「友達がちゃんとできるだろうか」とか「関わり合う力とか大丈夫だろうか」を心配していた。だから,体験入学をするとか部活の体験をするとか,いっぱいやっていた。
でも,子どもたちはそんなことは考えていなくて,「これで楽になる」と言っていた。小学校の時は人数が少なくて,全部しないといけなかった。人数がたくさんになって,自分がしなくてもいいこともある。何か姿が消せれて嬉しいみたいな,そんなことを思っている子もいた。
その段階のところは人数的に言うと今,中から高に移行している。ここでいろいろな人に出会う。それがいい場合もあるし,逆にプレッシャーになる場合もある。

中学校長:
人間関係が変わってないので,しんどくて中学校ぐらいで限界がきてしまう。中学校段階で学校に行けなくなったりする。友達の新しいところを見つけようという取り組みをしているが,やっぱり簡単には変わらない。新しいところが見つからないとしんどい。

会長:
関わり合う力というのも,多分年代が違うとイメージが違うかもしれない。関わり合うというと,いっしょに何かをするようなイメージがあったりしないか。だけど,そういうことではない。落とし所を見つけるという体験は,中学校になって必要になってくる。大人でも,そりが合うとか合わないとかある。でも,社会的な付き合いはしていかなければならない。それは中学校からでも学ばないといけない。だから,我々が「関わり合う」という言葉のイメージを共通にしていないと,どういう関わり合いの力を育てるかという話がなかなかできない。

委員:
自分の子どもの頃は,日南学のようなことは教わったことがなかったので,日南町に対するイメージは嫌なことばっかりだった。しかし,大人になって親になってみると,また違う。
外を見る目線もすごく大事だと思うが,日南町が好きで残ったり,1回出てもまた帰ってきたりとか,そういうポジションを自分たちがもう少し作ってあげればと思う。だから,学校で日南学を教えるのは,すごくいいことだと思う。
自分も残せることが少しでもあればやりたい。「いっしょに大きくなった」「友達とやった」,そういうところはすごく力になると思う。何か日南町愛につながることをいろんな面で,芸能にしても農業などにしても,若い人たちに少しでも残してあげたい。今は高齢化が進んでできないとか,そういう課題があるにしても残してあげたい。

委員:
うちの子は町内好きというのはずっとあった。そういう意味では効果が出ている。ただ,知らない人の所に入るのがちょっと不安だと言っていた。人間関係が固定している所でずっと生活していたが故に新しい所に足を踏み出すのはやっぱり不安がある。逆に,人間関係が固まっているから生きづらいというのもあるので,一長一短。どちらの方もケアしていくことを考えないとまずいと思う。
時と場合によって違うので,全体を通して正解というのはないだろうと思う。全員性格が違うので,前のことがそのまま通用しないというのもある。子どもが健全に成長していく方法を考えていかないといけない。
子どもたち,先生,学校の雰囲気がよくわからないまま話し合っているところがあるので,短期的な視点で言うと子どもたちの実態を知りたい。ふだんの学校生活を見にいくようなことが考えられないか。

委員:
地域で褒められることで子どもがいちばん育つという話がある。地域との関わり合いが必要だと思う。だから,地域の施設や行事に来てほしい。そこで楽しむことは,社会的な付き合いをするということ。子どももそれなりに刺激があると思う。そういったことも含めて,これからみんなで前向きに考えていけたらと思う。
日南町ではミュージカルもやっている。そういったことにも参加してほしい。

会長:
次回,「学校運営協議会が取り組めること」ということで3回目の協議を予定している。「学び続ける力」「関わり合う力」「ふるさとを愛する力」を子どもたちに身につけさせるというのを目標に,短期的な力というものもあると思うが,本当に社会に出てから必要な力を考えていきたい。
今の子どもたちの姿から,身につけさせたいことや子どもたちの持つ良いところを次回までに意識してほしい。また,自分の日南町に対するイメージが変わったきっかけがあれば,それを思い出してほしい。そういうものを持ち寄って,次回は小グループで話し合っていきたい。
 

令和6年度第1回 令和6年8月28日(水曜日)開催

出席:15名 欠席:2名

・委嘱状交付

・自己紹介

・会長・副会長選出

・研修:・コミュニティ・スクールについて

・学校運営協議会について

 

【質疑・応答】

委員:
学校運営協議会と学び舎にちなん地域学校協働本部,日南CSサポーターの会と3つの組織がこのCSに関わっていますが,それぞれの会の役割を教えてください。

事務局:
学校運営協議会では,こんな学校にしたい,子どもたちのために地域と一緒に活動したい,そのような意見を出し合い話し合っていただきたいと考えています。
地域学校協働本部は,その中で動かなければならない場面や人手が必要な場面で,みなさんに協力をいただいて活動していく,また,具体的な活動をしていくためのアイディアを出していただく組織だと認識しています。
地域学校協働本部という表現をしているところが多いと思いますが,日南町は前段階として,CSサポーターという組織が既にありましたので,そちらを実質の地域学校協働本部としています。
学校運営協議会と地域学校協働本部は,よく車の両輪に例えられます。いろいろな企画運営をやっていく組織と実際に活動を行う組織,その2つが連携しながら活動することで,はじめて地域と学校がうまく進んでいくといわれています。

委員:
学校運営協議会が何か活動体みたいなイメージでとらえられていて,目指す子ども像・学校像を考えることと,具体的な活動,例えばあいさつ運動や地域の清掃活動を話し合うことがごちゃ混ぜになっていることがあります。そうではなく,学校運営協議会では,町の課題や将来像から「子どもにこんな力をつけたい」ということを話し合う。そのためにはどんなことをしたら良いのかを地域学校協働本部が考え,実際に町の人たちがそれを手伝っていくというのがCSサポーターというような形だと思います。 学校運営協議会が活動を考えたりするのではないということを,最初に共通理解しておきたいと思います。

事務局:
委員のみなさまには園長・校長のパートナーとして,学校運営について考えていただいたり,話し合いを通して新しい方法や考えを生み出していただいたりする役割をお願いしたいと思います。
うまくいかないこともあると思いますが,園長・校長と同じような立場で子どもたちのことを考えていただきたいと思います。
「学校運営について承認」とありますが,これは委員のみなさんが学校評価をするのではなく,こういう学校運営をいっしょになって1年間やっていくという形で承認をいただくということをご理解ください。

事務局:補足です。
実は,今年度の学校運営方針は前任の学校運営協議会委員さんによって承認されています。しかし,現在の委員さんにはまだ説明がされていませんので,次回の会で説明の場を設けさせていただきます。

 

第17回学校運営協議会(令和6年4月16日)

出席者:9名
欠席者:4名
子ども園長・小学校長・中学校長
事務局:2名

【会長あいさつ】
地域全体で子どもを支えるための本来の学校運営協議会活動へとつなげるため,あいさつから会話への発展を期待したい。

【報告並びに協議】
【学校評価について】

園長:
目指す子ども像である「学び続ける力」「関わり合う力」「ふるさとを愛する心」を育む取り組みについて。「学び続ける力」については朝の自由な遊び環境づくり,「関わり合う力」については異年齢活動の実施,「ふるさとを愛する心」については年長児の3園合同の活動を通して育んでいる。また,計画の再確認や園庭の芝生化など,環境整備と小中学校との連携にも力を入れている。
保護者からは,子どもの応援と援助については理解が得られているが,安全対策については今後さらに気を付ける必要があるとの評価。
小学校長:
学校評価アンケート結果から,保護者との連携は評価できるが,園小中一貫教育の推進の情報発信が不足している。また,子どもの自己表現やチャレンジ精神に課題があり,自己肯定感や自己効力感を高める必要がある。
家庭教育については,子どもたちが家で自主的な学習ができていないこと,忘れ物をする子どもがいること,朝食を食べずに登校する子どもがわずかながらいること,家事を任せる機会が少ないことなどの課題があり,子どもたちに家事を任せ,失敗を許容する家庭環境を作ることが重要である。
中学校長:
生徒へのアンケートでは,メディア時間管理ができる子どもが半分。親や先生への相談は少ないという一方で,友人への相談は多かったことから,子ども一人ひとりとの対話の時間を増やすことが課題となっているので,今年度はそのような時間を作る。
授業に集中する生徒の割合が8割を超えた。アンケートにある「学ぶ楽しさ」という言葉の捉えにくさから,今年度は「わかった,できた」という表現を用いる予定。
あいさつができる半面,困っている人に声をかけられる生徒は半分程度で,友達の心配ごとに気づき,支え合える「関わり合う力」が足りないため,そういった仲間作りの必要性を感じている。
「ふるさとを愛する心」は少し希薄で,特に中学生の時期には自己否定的な面があるので,自分を肯定的に受け入れることが大切。日南町への肯定的評価はあるものの,さらに向上する余地がある。
保護者アンケートの結果。「学校生活を楽しく過ごせている」は,生徒と保護者の評価には差がある。メディア利用のコントロールが課題であること,家庭での学習が不足していることは共通している。また,子どもとの対話や助言が十分でないと自覚されている。
地域との関わりについて,生徒は自分からあいさつをしていると思っているが,保護者の評価は低い。家庭での気持ちの伝え合いは良好とされている。しかし地域活動への参加や町のことを話す機会は少なく,ふるさとへの愛着心の醸成が課題となっている。
学校目標の理解促進や学校行事への参加が1学期に比べ2学期以降に低下する傾向がみられ,保護者との一層の連携が求められている。
委員:
1学期のアンケート結果で明らかになった課題に対して,2学期のアンケートを実施し,講じた対策の効果を把握しているか。
中学校長:
低いところは夏休みに相談して,手立てをしている。
委員:
子どもたちは地域の行事参加について,日曜日の他の行事の多忙さから参加が難しいという話が多く聞かれている。子どもたちが参加するイベントが多く計画されるものの,開催日時等の調整が難しく,子どもや保護者の予定と合わせるのが困難である。
副会長:
地域に対する愛着を育むため,中学生が地域イベントに参加する機会を増やすことが重要である。その一方で,大人側も中学生の地域貢献への意欲を高める具体的な取り組みを検討する必要がある。中学生の地域愛着心の低さは,大人側の関与不足も要因の一つと考えられる。
会長:
課題解決には,地域への愛着心を高める取り組みが大きな要素であり,親子で参加できるインパクトの高いイベントや行事を作る必要がある。
中学校長:
地域のまちづくりを進めるには,子どもや親の活動時間を確保する必要がある。地域イベントが重なった場合はクラブの練習を止めるなど,地域の大人が工夫する努力が欠かせない。
会長:
家庭内のコミュニケーションを増やすため,週の特定の日を行事のない日にするという提案が以前あり,全国的な小中学校のスポーツ大会の必要性についても議論があった。子どもを過剰に多忙にさせないよう,その是非を検討する必要がある。
委員:
各地区の祭りに子どもの参加が地区に限定されている文化があったとしたら,その文化を改め,特定の地区の祭りでも町内の全ての子どもが参加できるように呼びかけるとよい。

【学校運営計画について】
園長:
今年度は園小中で自己決定能力の育成を重視しており,子ども主体の選択制保育やSTEAM教育の実施,対話型鑑賞の取り入れなどを通して,子どもが主体的に学び動ける環境づくりに取り組んでいく。
異年齢での活動や年長児の合同活動,地域や異文化体験など,多様な活動に取り組むことで,子どもたちの発達を総合的に促進することを重視していく。
委員:
子どもたちが楽しく過ごせているようでうれしい。
園庭を芝生化したが,土の地面を踏みながら自然を感じて学ぶ機会がなくなり,教育的配慮が必要になると危惧している。またメリットとデメリットを考慮し,芝生化と野外体験活動のバランスが取れるよう願っている。
園長:
全面を芝生化せず,一部土のまま残している。そこで泥遊びをしている子どもも多い。
委員:
先進園の新宿せいが園の教育というのは,どういう教育か。
園長:
子どもに主体性を持たせ,自分で考えさせる時間を確保することが大切とされており,遊びの選択肢を用意しつつ,普段とは異なる体験を促す流れを作ったり,先生が指示を控えて自分で決められるように配慮するというもので,自分で選んだり作ったりした遊びの中に新しい学びがある環境を作るということ。
小学校入学時に勘違いした自由にならないよう,生活の流れの中でしつけと自立を両立することが大切で,保育士は子ども達への援助の在り方を注意深く見守り,考えながら努力している。
委員:
遊びの種類として見立て遊びも意識され,日常の何気ないものから遊びを見つけられるような環境が用意されることが望ましい。
小学校長:
日南町の教育目標「生き抜く力」を育成するため,園小中一貫教育で「主体性」「共創」「日南学」をキーワードに,学び続ける力,関わり合う力,ふるさと愛する心を育む。非認知能力がその土台で,自己肯定感や自尊心など,テストで測れない力を重視し,こども園,小中学校を通して養う。自己決定や学習意欲といった主体性を幼少期から育て,中学校で開花させる取り組みを進めている。
こども園では異年齢での遊びや保育を行い,その力を活かして小学校では縦割り活動を実施する。さらに,中学校では地域との対話や共創の力につなげ,ふるさと日南町を愛する心を育てながら,町の未来を考えさせるような教育活動に発展させている。
小学校経営のテーマは「みんなでつながっていこう」で,優しい言葉でつながることを重視している。関わり合う力を養う学級づくりや仲間づくり,学び続ける力を高めるICT活用や意欲醸成,ふるさとを愛する心を育むために地域と連携し,歴史や文化に触れる機会を設けている。このように,子どもと地域が一体となって成長することを目指している。
中学校長:
めざす生徒像では「ふるさと」を愛する心に加えて,自尊感情や自分の良さを認める心を重視。また,めざす教員像では子どもの気持ちを丁寧に聞き,教職員が一丸となって子どもたちと向き合う。
普段の学習で互いに関わり合いながら学び合うこと,また朝の読み聞かせや朝鑑賞といった活動の実施。授業時間を短縮し,その時間を活用して一人ひとりの生徒と丁寧に対話を行う機会を設けようと考えている。生徒と教師の心理的な距離を縮め,相互理解を深めることを目指している。
自分自身の思考を持つ重要性を意識し,教員主導ではなく生徒主体の授業を心がけている。計画的な家庭学習を推進するため,毎月の宿題一覧表を作成し,生徒に宿題の予定を示すようにした。修学旅行の自由行動においても,生徒自身で行程や費用を検討する機会を設け,自己決定力の育成に努めている。しかし,その重要性が保護者に十分伝わっていないことが課題である。
夢を育む教育を通して,子どもたちの主体性を高め,地域の未来を考え実現する力を養うことが重要だが,そのためには地域と学校の連携が不可欠である。そのために,コミュニティ・スクールが地域活動への子どもの参加を促進するなど,具体的な取り組みが求められる。
非認知能力の育成を重視し,意欲や粘り強さ,忍耐力,計画性,自己コントロール力など社会情緒スキルを段階的にステップアップさせていく。小中学校間で連携し,データに基づきながらその育成を図る。非認知能力の向上が認知能力である学力にもつながり,双方が好循環するため,保護者とも協力しながら児童生徒の非認知能力を高めていく取り組みが必要。
委員:
昔と比べ子どもと地域との繋がりが希薄になった。保護者以外は学校に行く機会が少なくなったこと,子どもだけで活動できる範囲も狭くなったことで,昔のような地域との関わりが難しくなっている。
委員:
最近のアルバイトの学生は自発性や判断力の差が顕著で,能動的な姿勢がない学生にはこちらから指示を出す必要がある。実社会では主体性や思考力は重要。
副会長:
SNSのバズ狙いの行為により短期的な金銭的利益が得られるものの,将来的な影響を考えられない大学生がいる。非認知能力の育成に向けて学校運営協議会の支援のあり方を検討するべき。
委員:
(地域と子どもの関わりを増やすという点において)中学校の運動会に町の運動会が入ってくるのは可能か。

運動会や体育祭の開催に関する意見交換で,町の運動会開催に反対する声があり,計画実現には多大な困難が予想された。
子ども達も保護者や地域も参加できるイベントとして運動会を考えたが,違うイベントで考えるべきかもしれないという意見に傾いた。

委員:
まち協が主催する子ども向けイベントやPTA活動では,保護者の参加意識や協力の重要性が課題となっていた。コロナ禍で活動が停滞し,保護者との交流の機会が減少したことで,保護者の積極的な関与が難しくなった。保護者の理解と育成が地域活動の継続に欠かせないことを再認識した。一方,学校側も保護者育成への取り組みが不足している。
保健師を学校運営協議会に入れることで,子育ての際の保護者への適切な関わり方について助言し,親を育てていく役割を果たせる。幼児検診の際に,子どもの遊びに手を出さず見守ることの大切さを伝え,こうした考え方を関係者全員で共有していくことが重要である。
会長:
保護者の理解と賛同を得ながら協力体制を構築することが,学校や教育委員会の重要な課題である。一度に多くの保護者を変えようとするのは現実的ではない。
副会長:
今の保護者は家庭を最優先し,次に地域やふるさと,日南町に対する思いがある。
中学校長:
学校運営協議会の話の中に保護者世代の人がいて,次のCSを育てないといけない。
事務局:
保護者の実態を理解するため,保護者の意見を直接聞き,実際にできることとできないことを確認しながら進める必要がある。
委員:
地域の伝統的な祭りに外部からも参加できるようにし,保護者・学校・地域が一体となった祭りを考えるべきだ。また,子ども全員が参加できる祭りを作ることで,大人も関わりを持てるのではないか。ただし,新しい祭りを実施する際は地域から反対されるリスクもある。そのため,子どもの役割や参加方法,子どもの参加体制など,様々な課題を検討する必要がある。
事務局:
盆の里帰りシーズンに学校や職場が休みになるため,最終日にイベントを開催すれば楽しくできそうだと感じた。

盆にはかつて各地域で盆踊り大会が行われていたが,近年は花火のみや中止になるなど規模が縮小されつつある。地域では継続するかどうかで意見が分かれ,予算的にも厳しくなり,開催が難しくなっている状況がうかがえる。

委員:
子ども祭りみたいな感じでやればいいのではないか。グランドに手作りの屋台を出して,プロに頼らずに地元の人が参加するような,斬新な祭りを企画する。
委員:
子どもたちに直接どんな祭りを望むのかを聞くことで,イベントづくりに向けた議論を深められる。
委員:
来年のことを今年の委員で決めてはいけない。ここでは方向性だけに。
会長:
全く新しい「子ども祭り」の開催を提案するということで結論とする。学校経営方針については承認。

【学校運営協議会として教育委員会への提言】
中学校長:
ここでの議論の内容をすべて伝えてほしい。

ここで再び中学校の体育祭に地域が参加する提案がされたが,生徒主体を重視した体育祭だから,生徒の主体性を損ねる懸念がされた。また地域から選手を集めることの難しさ,交通の便の悪さなどの課題もあり,実現にはかなりの課題がある。

委員:
学校運営協議会として活動するため,協議会の判断で使える予算をつけてほしい。
会長:
コミュニティ・スクールのボランティア活動に参加している人に,年に1回の辞令を出すべきであり,さらに研修会に派遣することも検討されるべきである。貢献している方には年に1回ほどの感謝の印が欲しい。

【副会長あいさつ】
学校運営協議会の開催時間などは事務局に検討してほしい。

【閉会】
 

第16回 学校運営協議会(令和6年2月21日)

 

出席者:9名

欠席者:4名

校長・園長:全員出席
事務局:4名


【会長あいさつ】
久々の学校運営協議会になりましたが、これまであいさつ運動の実施について、具体化などいろいろな話し合いをしてきました。我々の任期については今年度中とのことですが、実際の事業活動についてはまだしばらく担当する時間があるように聞いております。これからの活動につきましてまたご意見や提案などがありましたら審議していただくようお願いいたします。
あいさつ運動の具体的な取り組みについて
毎月11日をハローデーとしているわけですが、町民の皆さんへの周知についてはかなりのアプローチやプッシュが必要。このことについて皆さんの意見を伺いたい。

【議事】
久城COから状況説明。
1.    3月25日発行(4月号)の町報への掲載(挨拶運動の趣旨)
2.    毎月素敵な会話エピソード(挨拶にかかわるものがのぞましい)の募集と入選作の各地域のまち協だよりへの掲載、ちゃんねる日南での発表、1回目は4月11日に発表。子供たちへ入賞作発表は給食時の献立紹介時。
3.    11日の前日に防災無線で告知
4.    毎月11日に運営協議会委員が順番で朝パセオ前に立つ。
5.    4月11日パセオ前に立ち、子供への声掛けと見守りだが、新委員は4月11日には間に合わないので、現委員で担当してほしい。この様子はちゃんねる日南のまちの話題で放送してもらう。
6.    子供たちへの素敵な会話エピソードは小中学校の給食時、献立紹介の時に紹介してもらう。

【のぼりについて】
会長:現在ののぼり設置はどうなっているか
CO :11日近辺で学校の周りは一人で行っている
委員:最近、(パセオ)バス停付近で子供たちに大きな声であいさつをされた。こちらもすこし恥ずかしい感じがしたが手を振ってこたえたら、子供たちもうれしそうにしていた。最近ほとんどの子供があいさつをしてくれる。子供がこれだけあいさつできるということは、小学校の指導の効果だと思う。大人のほうがあいさつができていない。
【正式名称について】
会長:あいさつ運動の正式名称が決まっていないような気がするが。
中学校長:今までのように「あいさつ運動」とすると「いまさら」や「時代遅れ」などの意見もあるというところが気になる。
CO:名称は「あいさつでつながろう なかま・地域・未来」
副会長:それはキャッチフレーズ的なもので、正式名称ではなかったような・・。
総称を吟味してない気がする。もっと短いものを作ってもよいのではないか
委員:旗を作るときの体裁の文句で正式名称というわけではなかったのでは?
中学校長:公式名称ではないが、みんなの思いがこの言葉の中に詰まっている。
せっかく新しい取り組みで始めたのだから、もう少しわかりやすい言葉のほうが良いかもしれない。
副会長:日南町のあいさつ運動をこう言い換えてもよいのかもしれない。
【素敵な会話エピソード募集について】
委員:質問です。素敵な会話エピソードを募集するとのことですが、これは4月11日の1回目だけですか?毎月ですか?
会長:毎月は出てこないと思うので出たときに発表するように打ち合わせした。募集していることを公表することが大切。素敵な会話、あいさつに関するエピソードなど思いなどを持っている人が書いてくれるのでは?募集をしていくことが大切。
あいさつに対する思いなどを持っておられる方があれば披露していただきたい。
委員:なかなかそういった文章は出てこないと思う。文章にするのは難しいと思うので見本のようなものが欲しい。

【今後の展開について】
委員:この学校運営協議会、そろそろあいさつ運動から離れたほうが良いと思う。月11日にハローデーと決めて、のぼりを立てたり広報も行ってきた。それで十分なのでは?もう任期の少ない私たちがあいさつ運動にこだわりすぎて先のことまで決めてしまうと、次の役員は戸惑うし、本来の学校運営協議会が考えるべきこともあるのにどこで新しいことにシフトしてよいのかわからず、マンネリ化しかねない。実際子供はしっかりとあいさつもしている。4月最初に町報やちゃんねる日南で呼びかけることまでしてその後は様子を見ればよいと思う。それよりも本来の役割、この二年間で学校生活の中で困っていることを聞いて、私たちが手助けできる立ち位置ができたかどうかというと、そうではない。(あいさつ運動については)ある程度の道筋ができたので、視点を変えていく必要があるのでは?
会長:みなさんこの提案についてはどう思いますか?学校運営協議会にはまだほかにやるべきことがあるのではないか、これまであいさつ運動についての活動をやってきてあいさつ運動は広がってきたのでもういいということでしょうか。
委員:あいさつ運動が広がっているという意味ではなく、広報(なげかけ)はできたので(防災無線、文字放送)、あとはあいさつ運動を広めていきながら、視点を変えて本当に困っていることに目を向けていくといったところでどうでしょうか?
副会長:実働部隊がいないので、我々(協議会)で計画し我々が(協議会の委員)が行動するという実態になっている。スタート地点には立ったが、これを続けていくためにというと先行きは不安。本来学校が困っていることの把握ができておらず、要望(ニーズ)にあったような議論ができているかといえばそうではないということは感じている。こればっかり(あいさつ運動)にとらわれていてもというのも納得できるが、じゃあ誰がやるの?という核論になったときどうなるか。。
中学校長:年がら年中あいさつ運動だけ議論するわけにはいかない。以前3部会に分かれることを提案したが、消滅してしまった。スタートはしたのだからあとは地域の方にゆだねる。昔は交通安全運動のときなど立ち番があり地域の応援などもあった。そういったことが復活できるよう地域に働きかけていく(部会があれば)ことができればと思う。
副会長:事務局を責めるわけではないが、レジュメの制作にもっと私たちがかかわれればよかったのだが、三部会の話が出た会の次の回には、まったくその話がなくなっていた。これから仕切り直しで三部会に分かれてもよいのではないか。これだけの人数がいるのにみんなが一つのことに向かっていくのも時間の無駄。
【バス停見守りについて】
会長:11月に記念講演を行って、投げかけだけはしたがこれでいいのかなと思っていた。具体的な行動として、11日に委員が順番でパセオ前に立ち立って声掛けをするくらいのことは継続していくべきなのではと思う。
委員:山上のまちづくり協議会常任委員会では、学校運営協議会であいさつ運動を進めているが、地域として何をすればよいのかわからない。あいさつ運動の話を聞いてから動きもないし、長い間連絡もない。どうなっているのかという意見が出ている。いま学校運営協議会で具体的なことを協議中なので待ってほしいとストップをかけているところだ。
委員:多里では以前の公民館活動の一つ(おろちのさと)に子供の見守りがあり、現在も毎日バス停(萩原)に立っておられる。委員の順番で11日に立てと言われたら立つが、なぜ自分の住んでいる地域ではなくパセオ前でなければならないのか。
副会長:自分の住んでいる地域でやればよいと思う。一人だと恥ずかしいので二人くらいで立つとよいのでは?あまり多いと子供が委縮するので2、3人が妥当ではないかと思う。4月11日にはパセオの前に会長、副会長、委員二名くらいでよろしいのではないかと思う。都合がつく範囲でよい。パセオが遠い人は自分の住んでいる地域でやってみましょう。
委員:朝何時ですか?
CO:4月なら7時30分。
小学校長:現在見守りは笠木でも行っていただいている。またパセオ前でも下校時に見守りを行っていただいている。
事務局:こちらで把握している方はみなさん民生委員
中学校長:具体的に何をしたらよいかという問い合わせは、山上地域以外からはでているか。
事務局:とくにはない。
会長;下校時は何時?
CO、校長:4時過ぎ
会長:各場所に立つのは運営協議会委員でないといけないという(ルールがある)わけではない。地域のみんなで子育てをしようというのが目的なのだから、だれが見守りに立ってもいいと思う。地域のみんなにそれを広げ、実行してもらえるように盛り上げていくのが学校運営協議会の役割ではないか。
小学校長:旗(のぼり)ができたときに、小学校の全体集会の時にこの旗をもって地域の方が立っておられ声をかけてくださるので、この旗を見たらちゃんとあいさつをしましょう。と子どもたちに伝えている。出来たら、バス停などには旗をもって立ってほしい。
副会長:できている地域はそのまま続けていただくようにし、できていない地域には子供たちへの声掛けを心がけていただくよう、働きかけて行くようにするのがよい。
会長:できてない地域は我々学校運営協議会委員が出ていくようにする。。
久城CO:のぼりは各地域振興センターに配布している。
中学校長:のぼりが地域振興センターにいっているのなら、立ててもらっているのか?
久城CO:立てたままのところもあるし、11日前後に設置して片付けるところもある。
【地域へのアプローチ】
委員:まちづくり協議会にも、11日に向けてどのような行動をするのかということを周知していただきたい。
副会長:4月号の広報「にちなん」にあいさつ運動の趣旨を乗せるのであれば、
その原稿をもとに、まち協に配るチラシを作成すればよいのでは?
中学校:最低でも11日まち協の玄関にはのぼりを立ててもらうようにしてほしい。
委員:山上ではほかにポスターをA3サイズにしてパウチしてバス停などに貼っている。もう少し増やしたいが勝手にやってよいのかがわからないので10枚程度にしている。
副会長:そういう活動はどんどんやってほしい。ところで話をもとに戻して総称はどうしますか?

【総称・素敵な会話エピソードについてまとめ】
委員:なんとかキャンペーンというのはどうか。
副会長:きょうのうちにはなかなか決まらないようなので、3,4つ案を出させていただきたい。それを皆さんで投票していただき、一番票の多いものを決定してはどうか。「つなぐ」といったところを強調したいとおもうが、全部いれようとおもうと長くなるし、キャッチフレーズはそのままおいておきたい。
(全員承諾)
中学校長:すてきな会話エピソード募集はどうするか。
会長:なかなか出てこないと思うので、1回目は私が作成する。
(全員承諾)
委員:まち協だよりには素敵な会話エピソードは載せるのは無理では?
副会長:名刺の大きさくらいで、毎月11日はハローデーという広告的なものでよい。もしよければ私が作成する。
委員:ハローデーのことで名刺程度の大きさのものなら、可能。だがすべての地域のまち協だよりにそれが載せられるとはかぎらない。毎月発行のところもあればそうでないところもある。スペースの問題もある。
副会長:大きさも調節できる名刺サイズのものを作成します。
委員:3月の自治協議会があるので、その時にお願いしてはいかがでしょうか
会長:いつですか
委員:3月1日です

【事業所へのアプローチ】
委員:事業所さんにも声掛けするとのことでしたが、どうなりましたでしょうか?
会長:文書のみ配布した。
委員:ポスターももっていってないのですか?
事務局:パセオの休憩所くらい。
中学校長:ポスターはやはり事務所で印刷したものか?見栄えがあまりよくないのでもう少し上等なものが欲しい。
委員:パセオは3か所入り口があるので、貼っていただくようお願いすればよい。
会長:建設業組合、商工会、農協など回りましょう。私とCOで回りましょうか。
中学校長:委員さんで手分けして回られたらいかがでしょうか
委員:商工会は私が行きます。お店も商工会に入っている方ならポスターを貼ってくださると思います。
副会長:集約して各所に送るとよい。建物があるバス停留などならば貼ることができる。(山上、阿毘縁、商工会、多里から希望数が上がる。)
※ポスターの質が良くない件については、今年度中はマット紙で対応することとした。

【次回学校運営協議会の開催日程について】
次回議題:「学校評価」「次年度学校経営方針の承認」
「学校運営協議会としての教育委員会への提言」
事務局:次回は教育長が出席していろいろと委員さんを意見を伺いたいとのこと
副会長:先日の話では、教育委員会への要望と聞いて、いろいろとまとめ始めている。
事務局:ざっくばらんに話していただければよい
委員:ある程度はまとめて提案したほうが良いのでは?言い放しで実現していないことも多いのでまとまりがつかないと思う。
副会長:これまでの会議で出たこと、できなかったことなどまとめておきます。
CO:開催日はいつにしますか。
会長:22、25、29日あたりはいかがでしょう。
CO:あまり年度末ギリギリはよくないと思うが、学校の都合に合わせるということで。
こども園長:22日は不可能です。
※時間帯については、これまでの傾向で夜の時間帯の開催ならば出席者が多いので、夜とする。

【その他意見】
委員:朝6時40分の防災無線で子どもの声で「あいさつをしましょう。」のように放送できないか。
委員:来年度はぜひ3部会の話が止まってしまわないようにしてほしい。

副会長あいさつ
36年前にALTで来ていただいた方が明日、日南町を訪問されることになった。
あいさつの話で大変興味深い話も聞けるかもしれない。