森林・林業教育拠点の改築工事の現状
工事の目的と概要

長らく遊休施設となっていた「かすみ荘」を、森林や林業の学びと交流の場として再生する改修工事を進めています。今後、工事の進捗状況について随時お知らせしていきます。
この取組は、地域に根ざした森林教育と人材育成の拠点づくりを目的とするもので、完成は令和8年3月末を予定しています。完成後は、「林業アカデミー」の研修・宿泊機能に加え、滞在型の森林教育プログラムや公開講座などを開催し、多くの方に森林や林業の魅力を伝える場として活用していく予定です。
<改修概要>
- 全12室の単身用ワンルームを整備。各室には独立した風呂・トイレと、IHクッキングヒーター付きの調理設備を備え、フローリング張りの7畳の快適な空間とします。
- このほか、研修室や事務室などの内装・床の張り替え、空調・照明設備などの改修も行います。
改修の現状
2025年12月11日(木曜日)

天井は照明器具を取り外しています。
2027年には蛍光灯の製造終了が決まっていますので、全館LED照明になります。

この部屋は浴室として使用されていました。
改修後は展示室として、森林・林業などの資料展示を行います。


居室については天井や配管の設置が進行中。
外壁も清掃を行い、きれいになっています。
2025年11月14日(金曜日)


居室改修は既存の内壁などの撤去が進んでいます。
かすみ荘は建築から長く経っており、居住設備も古いものとなっていました。
この度の改修で全面的に刷新し、住みやすい居室へと生まれ変わります。

講義室になる予定の部屋です。
以前は食堂として使用されていました。
およそ150平方メートルの広さとなり、森林教育拠点の中心となる予定です。
更新日:2025年12月15日