町長日誌

更新日:2024年04月18日

日南町長・中村英明が、日々感じていることやまちづくりに対する思いなどを書きとめ「広報にちなん」に掲載しています。

 

広報にちなん令和6年5月号より

4月10日、晴天に恵まれ満開の桜の中、小学校・中学校の入学式が執り行われ、小学校13人、中学校22人の新入生を迎えました。新たな門出に気持ちを膨らませスタートしたお子様の健やかな成長を願います。

町は新年度から新たな政策として、小学校・中学校・高校の入学、就職時に「進学等祝金」を交付することとし、入学式に保護者のみなさんに目録をお渡ししました。保護者のみなさんにはサプライズでしたが喜んでいただきました。町としては「誰もが安心して子育てできる環境」を整え、子育て支援のサポートをしたいと思います。

他にも、にちなん中国山地林業アカデミー12人、農業研修生4人、地域おこし協力隊として5人の若者達が、町内で生活し研修や活動をします。わいわいがやがやの日南町になっていくことを期待しています。町民みんなで応援していきましょう。

 

広報にちなん令和6年4月号より

1月、役場裏の日野川をふと眺めていたら、悠々と泳いでいる2羽のカモと思われる鳥を偶然見かけました。しばらく眺めていると、一方の鳥をもう一方が追うようにしており、その行動を繰り返していました。2羽は色が異なっていたため、つがいかなと思いました。

広報2月号の「にちなん鳥紹介」の記事を思い出し、早速確認すると、まさしくこの記事に載っていた「マガモ」のオスとメスカモと確信しました。

そして今日は、役場裏の桜の周辺で、鳥の鳴き声を偶然聞きました。「スキ・スキ」と聞こえてきました。人によって違って聞こえるかもしれませんが、私にはそう聞こえました。鳥の姿は見られなかったので、今度田なかさんに聞いてみようと思います。

日南町にはこういった心温まる姿がまだまだたくさんあります。

 

広報にちなん令和6年3月号より

日南町は、モンゴルのゾーンモド市と友好交流を行っていることもあり、昨年度はゾーンモド市の子どもたちにランドセルをプレゼントする企画を行いました。募集期間中、新聞で取り上げていただいた途端に多くのランドセルが届き始め、目標であった80個のランドセルを贈ることができました。

今年度は、同じくゾーンモド市の子どもたちに、絵本や漫画を贈ることにしました。募集期間を2月末までとしていますが、新聞やテレビに取り上げていただき、町内外から目標を上回る数の本をお寄せいただきました。

新聞やテレビの報道は、SNSで広がることもあり、改めてその力の大きさに感心するとともに、ご協力に感謝しています。

モンゴルには、日本の絵本は少なく、漫画もほとんど出回っていないと聞いており、この度の企画は、モンゴルで日本語を学ぶ子どもたちの要望を受けて行ったものです。この本を、モンゴルの子どもたちの日本語の学習に役に立ててもらえればと思っています

 

広報にちなん令和6年2月号より

町民の皆様におかれましてはご家族団らんのお正月を迎えられたことと拝察し、お喜び申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。

元日の夕方、石川県能登半島で、震度7の大地震が発生しました。甚大な被害の情報が次々と画面に流れ、津波や建物崩壊、火災、土砂崩れ、道路の寸断、孤立集落、インフラの遮断、液状化、寒さなど様々な被害が発生し、かつその被害は広範囲にわたっています。亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げ、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

被災地に対する日南町の支援は、鳥取県の計画と指示を中心に実施します。まずは人的支援として、職員1名を被災地へ派遣し、救援物資の仕分けや避難所運営などの業務にあたります。また今後は保健師も派遣する予定です。

町では、役場や病院などに募金箱を設置し、義援金の受付を行っています。個人・地域・団体を問いませんので、ぜひご協力をお願いいたします。